2018年1月15日月曜日

みそ汁とジンライム

職場に併設されている福祉喫茶で長く働いていた方が乳がんで亡くなられたという話を昨日聞いて、うまく事実が呑み込めずにいます。ほぼ同年代で、トイレで顔を合わせてはあまりかみ合わない会話や笑顔を交わす、ただそれだけの間柄だったけど、ここ十年ほどずっと日常に馴染んだ光景だったから、あの方がもういないだなんて。気分のムラは激しそうだったけど笑顔はいつも優しかった。子供好きで。わたしが歯磨きに使っているプラスチックの真緑色のコップを何故か褒めてくれたこともあったな。どうぞ安らかに。そうやってみんないつか旅立つのか。

最近みそ汁をよく作るようになりました。この本に感化されて。そもそもみそ汁があまり好きじゃなかった。というのも、母の作るあまり美味しくないみそ汁を義務感だけで飲んできたから、単純に、いい印象がなくって。子供の頃はお手伝いで作らされたけど、それも義務感でしかなかった。けど、この本の文章をふむふむと読んで、土井先生が実際に作られたお味噌汁のスナップ写真を眺めて、これでいいなら自分もやってみようかな、と。みそ汁って、具がシンプルだからこそいい、みたいな昔ながらの見解もあり、逆に、昨今だと具沢山がもてはやされたり、どっちもなんかしっくり来ないんだよな~とうっすら感じていたのですが、ありものを組み合わせて自分の好きな感じで自由に作るようにしたら、気軽だし美味しいし母も喜ぶし体にも優しく、いいとこずくめでした。玄米とみそ汁とどくだみ茶が食生活の支柱で、過度な飲酒と差し引きでマイナス寄りかなっていう現状、改善の余地ありすぎですが、とりあえず。お酒に関しては、手伝ってるお店でたまたまタンカレーのジンライムを飲ませてもらってから、ジンライムいいんじゃない?と思って試してみている今日この頃です。そもそもライブハウスでは前からジントニックをよく飲んでいて。買い置きのお酒として芋焼酎と長らくお付き合いしてきたのですが、既にお酒がまわっていると芋ロックってついうっかり飲みすぎてしまいがちで、けっこうなペースで消費してしまうことも多く。ジンライムをゆっくり味わうくらいだと、風味も好きだし、お財布的にもまずまずではないかと。森茉莉がチョコレートとお酒と煙草について書いたエッセイの嗜好品的なイメージを思い浮かべつつ、ジンライムのようなお月様にも思いを馳せつつ。発酵食品万歳。けど、自分へのたまのジャンクなご褒美としての、カップ焼きそばと芋ロックの取り合わせは堪えられません。

明後日おんがくのじかんで演奏します !出番は三番目で20時20分からの予定です!よろしくお願いします!是非とも!



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