2017年8月28日月曜日

フェルナンド

うちのアホ男子猫、ミワコちゃん呼ぶところのフェルナンド、すなわちクロさんが元気なくて心配です。最近、脚の筋肉が落ちて骨ばってきてて、背を撫でるとずいぶん背骨がゴツゴツしてきたな~と気にはなっていたのですが、数日前、洗面台に飛び乗ろうとして失敗した現場を母が目撃したそうで、それ以来、歩く様子もヨタヨタしてて足にトイレ砂がこびりついたままだったり、鼻水も垂らしてるし、一日の多くの時間は誰もいない部屋にひっそりと横たわっていて、撫でてもいつものようにゴロゴロ言ってくれないのです。かろうじて尻尾で(わたしを)構ってはくれるのだけれど。やはりご老体に夏の暑さがこたえたのか。風邪だったらさっさと治ってほしい。インスタを見た友だちがわたしと顔が似てるよねと言ってくれたクロさん、人見知りせず半分犬みたいな性格の愛すべきアホねこちゃん、早く元気になってくれないと困ります。ミケさんは相変わらずふさふさでマイペースに元気です。(この春に撮って、いかにも可愛いでしょ、みたいな写りになってしまった気がして敢えて没にしてた写真を載せてみます。飼い主の欲目かしら。)

やはり先週は忙しくしすぎたようで、土曜日は夕方までずっと家で休んでたけど心身の緊張がうまく解けてくれなくて、夜お店のお手伝いしながら頭が痛くなってしまった。過積載禁止、と改めて実感しましたが、後悔はしてない。いろいろたのしかったな。今週の1日と3日のライブもがんばります。予約は必要ありませんのでお気軽にどうぞ!心よりお待ちしております。

2017年8月19日土曜日

スタットでした

土曜日の朝です。おはようございます。

一昨日は早番のあと武蔵境スタットでひきがたりました。結果として、頬をぴしゃりと軽く叩かれたようなライブでした。とても楽しい時間を過ごせたのですが。

おとなり店長さんが「曲も演奏もちゃんとしてるし、今までどこでやってたんですか?」と言って下さったのですが(ありがとうございます!)、全くちゃんとしてなかった頃からずっとスタットにお声をかけてもらって、ライブの度にヒロシさんが感想を言って励ましてくれて次回に繋げて下さり、ミズノコウイチロウさんはわたしが初めて出演したときから度々ご一緒して演奏を気に入ってくれていて、そしてサガイくんとは一緒に音色をやって、本当に単なる事実として、スタットの存在なしでは今と同じ自分はいないと思います。以前よりはそれなりの演奏ができるようになってきて、けど、自分の本気さや真剣さを改めて問われるような熱い熱いライブを、一昨日の夜はサガイくんもミズノさんもヒロシさんもされていて、みんなとてもかっこよかった。他の出演者の方も皆それぞれに漢でした。せめて男気では負けたくないのだけれど。そして演奏以外ではいっぱいお酒飲んでおしゃべりして愉快な時間を過ごせました。翌日のレレレノお手伝いが臨時でお休みとなったのでつい羽目を外してしまいスタット店長さんのおうちにお世話になったのですが、なんと翌朝うっかり携帯を置き忘れて出てしまって、なかなか大変な目に遭いましたが、あてどない待ち時間にいろいろなことをとりとめもなく考えました。普段の自分がいかに目先の欲や忙しさにかまけて、結果として父のことをおろそかにしているか実感して、左半身不随で体の自由がきかなくて弱りつつある父をもっと大事にしないとのちのち後悔するな、とか(本当は昨日は父に会いに行くつもりだった)。音楽のことも。
一昨日お会いした皆様どうもありがとうございました!













音色のギターの人の新たな一面、とてもかっこよかった。男前な演奏でした。また観たい。


今日はルリ・マグネットさんの素敵イベントで演奏します。たのしみ。お時間のある方是非お立ち寄り下さいね!お待ちしています!


2017年8月12日土曜日

初秋の演奏予定

来週から来月頭まで、しばしひきがたりでライブが続きます。
もしよかったら遊びにいらして下さい!よろしくお願いします!


8月17日(木)

「MUSASHINO IMAGINATION SUMMER SP!!!」@武蔵境STATTO

OPEN 18:30 / START 19:00 adv ¥1800 / door ¥2000
守山ダダマ / miyamo / サガイユウヤ / 聖光皇子(広島) / ミズノコウイチロウ / モロコシボーイズ
 [DJ チエコ]
  

















長らくお世話になっているスタットに遊びに行きます!
そんなに頻繁に出ているわけではないけれど、もはや心のホームと言っても過言ではないかも。大好きです。
わたくし出番は19時半からの予定です。たのしみでしかない。DJ チエコ!イエーイ!


8月19日(土)
ルリ・マグネット企画 「フォスフォレッセンス・ナイト」 @CAFE&BAR コジンシュギ 
18時~21時 チャージ ¥700,1ドリンク ¥500〜 
ライブ: かわず たいが,miyamo,キテソロ 
コラージュモデル: 千絵ノムラ
作品展示 コラージュ: ルリ・マグネット












たしか二年前の春、横浜のへそまがりというゲストハウスでのフェス的おもしろ不思議イベントでひきがたったときに、たまたま目撃して下さっていたルリ・マグネットさん、今年の五月に新宿Rutoで「へそまがりで観た人だ!」と思い出して話しかけて下さって、今回イベントにお誘い頂く運びとなりました。しみじみうれしいです。レレレノレコード関連でのご縁もあり。ルリさんはとても気さくかつお綺麗な方で、青を基調にした作品を作っておられるアーティスト、なのかな?作品を拝見できるのも非常に楽しみにしております。是非とも遊びにいらして下さいませ!SHIBUYAだぜ!わたくし19時半から演奏予定です。



8月24日(木)
「つつましく、ムルアイDAY vol.2」@みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 18:30 START 19:00 TICKET ¥1,000+1drink

ムルアイ 赤川 桜 大林いくお miyamo はしも 加賀屋みき 水口龍太郎

おとなり店長の深井さんの口添えで、FILMREELというバンドのむらいさんのイベントに出演させて頂くことになりました。FILMREELってなんか憶えのあるような…?と思ってたら、ルリ・マグネットさんがツイッターでメンバー皆さんのイラストをアップされていて、それがとても素敵で印象に残っていたのでした。つながる縁。当日翌日と仕事なので、体力的にはお断りした方がいいのかなとしばらく悩んだのですが、お誘い下さったことも非常~に嬉しかったし、出てみたいという好奇心に勝てませんでした。お初の方ばかりでドキドキです。よろしくお願いします。

余談ですが、むらいさん、わたしの地元にあるライブハウス(まだ行ったことない)で、笹口さんのバンドで明後日14日月曜日に出演されるんですね!レレレノお手伝いがなかったら観に行きたかったなあ。


9月1日(金)
B.B. alone Presents rockOmotion vol.4」@新宿Ruto
open 18:45 start 19:00 1500円 (1drink込み)

B.B. alone ソニー miyamo 岡ちゃん 菅原ユウキ THE RAMBLE BROTHERS

Ruto行きたいけどなかなか予定が合わなくてもどかしいなーと思っていたところ、BBさんから再びお誘いが!ありがとうございます!ちょっと忙しくなり過ぎてしまうかな、としばし迷いましたが、ご一緒したことのある方ばかりですし、楽器を持ってふらりと飲みに行くつもりで楽しもうかなと。お気軽にどうぞ!飲みましょう!


9月3日(日)
otonari presents @みずほ台AcousticCafeおとなり
OPEN 17:00 START 17:30 TICKET ¥1,000+1drink 

コバヤシメロウ  ワタナベアキラ(Even Sense) おとなり miyamo 斎藤和人  野村征吾(ウレイコリック)

初秋の日曜の夜におとなりでひきがたります。度々のお誘いありがとうございます。とても光栄です。はりきります。是非お越しやす。
出番は四番目で19時15分からの予定です。


というわけでやや密にライブを入れてみました。自分の中ではちょっとした挑戦です。
ひきがたりでこんなにライブのお誘いが重なったことなかったので、今バンドの練習とかもないわけだし、ひとつがんばってみようと。
体調管理に十分気をつけよう。弁当作りはなるべくさぼらず、仕事には支障をきたさず、そして深酒はしないように(←自分への戒め)。
聴きにいらしてくれたらものすごく喜びます。 演奏、よくなってきてると思うので、何卒よろしくお願いします。
 
そうだ最近この曲にじわじわはまって繰り返し再生してました。かっこいい。


 

2017年8月4日金曜日

自己肯定

物心ついた頃からいい大人になるまでずっと、鏡に映る自分の顔を好きだと思ったことがほとんどなかった気がする、というか好悪というより生理的に受け付けなくて、自分をかわいいだなんて思ったこと全くなかった。母は、手伝ってくれる親戚が近くにいない環境での子育てに必死すぎたのか、長女で一見しっかり者のわたしが心の奥で何をどう感じてるかに気を配る余裕がまるでなかったようで、「周りからかわいい子だねってよく言われたし、あんたが自分のことかわいいと思ってないって知らなかった」と言われたのはつい最近のことです。お勉強はそれなりにできても弁は立たない質だから感じてることを言い表せなかったし。お転婆でやんちゃに遊びまわる一方で本もよく読んだり、多分すごくエネルギーのある子供だったけど(だからか?)自己イメージはずっとアンビバレンツだったし、思春期はだいぶこじらせたなと。無条件に自分を受け入れてもらった感触が、少なくとも記憶の上にはあまり残ってなくて。過不足なく育ててもらって、与えてもらったこといっぱいあるはずで、欠けてるとこにフォーカスを当て過ぎてるだけなのかもしれないけど、実際にメンタルに問題も生じたし。

話は変わって、母は音楽がとても好きな人で、かつては歌もめちゃくちゃ上手でした(父は音痴)。母の弟二人は口をそろえて「姉ちゃんのおかげで音楽が好きになった」と言ってたな。子供の頃は家に母が弾くマンドリンとギターがあった(けどわたしは音色が苦手で興味を持てなかった)し、台所にはいつもラジオがあって、台所ってのはどこの家もそういうもんだと思ってた。自分が親に音楽をやらせてもらえなかったから子供には習わせたかったそうで、幼稚園の頃からヤマハ音楽教室に通わせてもらって、中高は吹奏楽部で楽器も買ってもらえたし、それがあるから今の自分があるわけですが。

バンドに参加して初めてライブハウスで演奏したのが十年くらい前で、できることをただただ必死にやる中で、いろんな出会いによって様々な経験をさせてもらいました。そこで楽器だけ演奏してればよかったのかもしれないけど、何でまた下手くそなひきがたりを始めたかというと、歌詞も含めての曲作りが興味深いということもあるし、子供の頃ずっと楽器の演奏を通じて「歌う」ことが好きだったので、楽器で歌えるんなら、どうせなら生身の自分でも歌えるようになりたいと思ったし、深層意識では、結婚と子育てにひたすら必死だった母の心のよりどころだったであろう「歌」に対する良い刷り込みが多分にあるんじゃないかと思ってます。ひょっとすると胎内レベルで。エレクトーンを習ってた小学生の頃は弾きながら歌うということが全くできなくて(頭の中で演奏と一緒に歌っちゃってたからだと思う)、歌みたいなものを作ろうとしてみたこともあったけど、がっかりするくらい陳腐なものしか出てこなくて、音楽を作るというのは生まれつきそういう才能のある人がやることなんだろうと思って早々に諦めたような記憶がおぼろにあります。だから、自分が楽譜なしで演奏できたときは本当に驚いたし、ましてや曲を作れるだなんてあり得ないと信じ切ってたので、やれるとこまでやってみたくて。

そこで改めて浮上してくるのが自己肯定感の希薄さです。

五月に音色でライブに出たあとに某伸明さんとメールのやりとりをしたとき、「光」という曲はお褒め頂いたのですが、「みやもさんのみやも感は、ほんと暗くて重くてブスって感じ!」(←原文ママ)との衝撃的な一文が。何を~~!失礼な奴め!と思ったけど、冷静になって考えてみると、たしかにその通りなんですよね。鈴木さんは何をどのように表現するかということにすごく自覚的な方だし、付き合いも長くなってきたし、真摯に演奏を受け止めてくれたからこそ、そこまで伝わってしまったんだろうなと思いました。とてもショックだったけど、言ってくれてありがとう。そして、言い方は大きく違えど(笑)同じような意味合いのことをお手伝いしてるお店のボスにも言われたりするので、そこらへんをどうするかが今後の大きな課題なんだろうなと思ってます。

音色のことも書こう。人のサポートに回ることは好きでも、自分から率先して人と何かをやることはすごく苦手だから、自分の音楽を人とやるのは無理だろうなと最初は思ってたんです。けど、マリンバの寺さんとはDrawingsに始まりキルケやteraのサポートやキスミワコちゃんのバッハーンで一緒に演奏してきて、音楽の好みも合うし、ウクレレとマリンバの相性も悪くなさそうだから、一緒に何かやらない手はないんじゃないかと思って、まずは二人での練習を始めて、ほのぼの感を打ち消すためにエレキギターに入ってほしくてスタットで出会ったサガイくんを勧誘して三人での「音色」となったわけです。変則的な編成で、自分の演奏に二人に自由に加わってもらいつつ文句はつけるという形は、二人の演奏や感性に対する信頼感が根底にあってこそ成立し得たし、逆に、二人の心的負担は大きかったのかもしれません。でも単純に、二人と仲間でいられることも楽しかった。なんか、小学校六年生くらいでクラスは違うんだけど放課後に一緒に遊んでるような感じかな、とふとイメージしたことがありました(そのあと、「ちはやふる」かよ!と気づいて自分で自分に突っ込みました)。おんがくのじかんの菊池さんに「音色はみやもさんが良くなればもっと良くなるね」と言われたから、自分の歌とウクレレをよりいっそう頑張れた面もあったし。「三月」を配信リリースしたあと、五月のライブに向けてスタジオ練を始めたら、みんな忙しすぎて思ってた以上に練習がはかどらず、わたしも体調そんなによくなくて、これは、このまま活動を続けるにはけっこう無理があるんじゃないかな~と思い始めて、それぞれ家庭の事情などもあり、活動休止しようということになりました。先のことは何も決まってないので(飲み会しようという口約束だけはしてる笑)、ひょっとしたらこれが最後のライブになるかもしれないと思ったら本番でわたしは逆に変に力が入ってしまって心残りな演奏になってしまいましたが、二人はいい演奏していてさすがでした。自分の力不足を再認識したけど、もしまた一緒にやれるときには成長した自分でいられたらいいなと思います。遅咲きの音楽活動、スタジオでの練習時間も含めると、自分にとってはこれまで一番多くの時間一緒に演奏したきたであろう二人に感謝。わかりにくいけど実はいろいろめんどくさいわたしと一緒にバンドやってくれてありがとう。



















シボネボルケ「バー人魚」にて。友達が撮ってくれました。
いくらBGMだからって、壁に向かってひきがたらなくても、と笑われた。たしかに。