2011年10月27日木曜日

すてき仲間

先週末は日帰りで静岡に行ってまいりました。ゾンフォーマツリ。
なんかまだ気もちが内向きモードで、みんなとわいわい、って感じになりきれなかったのですが(いや、いつもそうか…)ライブは自分の出番も他の皆さんの演奏を聴くのも、たのしかったです。馴染みのゾンフォーの面子も、静岡勢も。個人的にはtatamiのライブ見れたのがうれしかった。やっぱりバンドはライブ見てなんぼでしょう、と常々思っているので。メンバーのたたずまいにやけにシンパシーを感じたなあ。tatamiのコウさんと矢野ミチルさんのライブペインティング対決、見ごたえありました。玉こんは食べたけど芋煮を食べ損ねたことだけが唯一の心残りです。
この企画自体、そしてゾンフォーみんなの集結ぶりといい、これが情熱でなくてなんであろうかと。

雨ふりのせいか、海辺の街だからか、空気が終日やけにしっとりしていて。バッハーンガールズ3人で港の市場の食堂に行って遅いお昼を食べた。わたしはネギトロ丼。海の見える窓際の席で、食べてる最中に何気なく横目で空を見たら、うっすら虹がかかってた。















みんながあんまりにもチャーミングに写っているのでアップ。
写真が苦手なわたしだけぎこちなくほほえんでおりますが。
いつもありがとうバッハーン☆



そして、その二日後はソロでライブでした。
やっぱり緊張でつっかえたり歌詞をど忘れしたりして、まだまだまだ、ですが、
やればやるほど見えてくるものがあるので、志だけは高め設定でがんばるぞと改めて思ったです。
他の方の演奏もよかった。いい勉強になりました。

2011年10月16日日曜日

おしらせ

たまにはちゃんとライブの告知とかしなきゃなーということで、えーと、一週間後に静岡に行きます!
以下、tatamiさんのブログからコピペさせて頂きます。

2011/10/22(土)@SOUND SHOWER ark 
tatami presents 『ゾンフォーマツリ!!!』

[LIVE]
Qurage(山形/神奈川)
ばちとえふで(東京/circe+矢野ミチル)
グーミ(千葉)
キスミワコ バッハーンandミー(東京)
steteko
marikuyura
tatami

[ART]
矢野ミチル(東京)
井上コウ(from tatami)

[FOOD]
山形玉こんにゃく(鈴木の玉こん)

オープン 15:00/スタート 15:30
前売 1,500円/当日 2,000円(+1D)

※そのまとぺは都合により出演できなくなりました。ご了承ください。

この日の売上げの一部を東日本大震災の義援金に寄付させていただきます。
インフォメーション: http://ark-soundshower.jp/




なんだか素晴らしいイベントですね。よろしくお願いします!
バッハーンは今回もスペシャルなメンバーです。がんばります。


あとですね、このブログの右側のライブ予定欄にあるように、静岡ライブの翌々日の24日月曜日、
久しぶりにソロで演奏します。
不安なのと楽しみなのとで頭の中が既にこんがらがってきてますが。何卒よろしくお願いします。


そして、ツイッターでは言いましたが、先月PADOKさんのレコーディングで一曲クラリネットを吹いたら、早速マイスペにアップして下さいました。一曲目の「イルメイト」です。是非聴いてみて下さい!

PADOKは渡部さんのソロユニットです。思い返せばあれは2008年の夏、RyoHamamotoさんのバンド(the Wetland)とアニュウリズムさんのサポートで対バンしたことがあって(Qurage企画だった)、the Wetlandでベースを弾いていた渡部さんとお知り合いになりました。自分もクラリネットの音が好きで持っているけど難しくて、と気さくに話しかけてくれた渡部さんが、本番でベース弾きながらコーラスしてる声を聴いて、この人絶対にご自分でも音楽やってるはず!と確信して、ライブ後さらにお話しして、飲み友達になったのです。といっても今回お会いしたのは二年ぶりくらいでしたが、久しぶりに顔を合わせて、ようやく一緒に音楽やることができて、非常に嬉しかったです。レコーディングたのしかったなー。

ちなみに今年の夏はホライズン山下宅配便あだち麗三郎さんのレコーディングもちょっとだけお手伝いさせてもらいました。どちらもアルバムの完成が待ち遠しい限りです!


ゆきどまり















今日も今日とておうちに引きこもってぼやーーーっとしてました。
そろそろ気合い入れて楽器の練習に取りかからねばと思うのですが。
気持ちが完全に内向きで、気になるライブもあったんだけど、ライブハウスまで出かけて行って人と顔合わせること考えただけで億劫で。
昼寝してから読んだ絲山さん石田千さんの小説、すごかったな。なんてハードコアな女性文士たちなんだ。


ここしばらく、自分が手を伸ばせる範囲には、先に続くものがあまりないような気がしてて、それでもかろうじてつながってる細い糸にしがみつくことでいっぱいいっぱいになってたけど、今はいったん手を離して力を抜いて、自分の中に深く潜って、次に顔を上げたときに見える新しい何かに賭けたいような気分です。何のあても保証もないけど、多分何とかなるはず。そうやって今思えてること、気づかせてもらえたことが、うれしいです。

2011年10月11日火曜日

のんびり



















前回ブログ更新してから一ヶ月近く経ってしまいました。
一ヶ月以上ライブに出ないのはちょっと久しぶりのような気がします。

で、何をしてたかというと、最初の半月くらいは、割とよく人と会ってました。やっと暇になるはずだったのにおかしいな、でも友だちと会うのも時間ないとできないことだし、と思って出歩く日々でした。
それも一段落して、今月になってからは休日おうち引きこもり生活にどっぷり浸っています。荒れ放題だった部屋がようやく一昨日一通り片づいて、読書する気持ちの余裕も出てきました。当時は自覚なかったけど、夏頃は相当必死で頑張ってたんだな、そりゃ自転車でうっかり転んで怪我もするはずだ、としみじみ思う今日この頃です。

今さっき読み終えたのは、古川日出男の「馬たちよ、それでも光は無垢で」。古川さんの熱心な読者とはとても言えないわたしですが、新聞の書評をちらと読んで気になって。震災後のアウトプットとして信頼に足る作品だなと素直に思えました。今こういうの読みたかった。自分がこれまでに紡いできた物語と、震災後の現実とに、真っ向から対峙しているところがとてもよかった。
そもそも真摯な物語っていうのは、語る人語られる人どちらに対しても、開かれた回路であると思うんですよね。少なくとも自分に関してはそうだし、それは自分が特別な存在だってことでは決してなくて、誰しもそうなんだと思う。うまく説明できないけど(そしてもちろん自分オリジナルの思想なんかではなくて、いろんな方が書物などで仰ってることの受け売りのつぎはぎです)。

という感じでにわかに読書モード。読書の秋です。古川さん絲山さんの最近の作品で読めてなかったのを職場で何冊もまとめ借りしてきた。どれくらい読めるかな。こういう気分、久しぶり。

晴れた休みの日の午前中に、好きな音楽をかけて、時間にせかされずのんびり丁寧に洗濯物を干すのが昔から好きで、そういうとき最近はいつも「スワン」を繰り返し聴いてます。ほんとに日々いろんなものに支えられて生きてる。それは例えば、仕事や家族(猫含む)や友人や音楽仲間だったり、ごはんやおやつやお酒やコーヒー、住まいや着るもの、はたまたツイッターでの誰かの一言や大好きな一曲だったり、有象無象ありとあらゆる。とっても贅沢なことだと思います。そんな贅沢に溺れるだけじゃなくて、いろいろ見たり考えたりして、自分のすべきことやできることを精一杯やっていけたらよいです。