2010年6月22日火曜日

晩酌日記

酔っぱらってます。

九州のおとんに前回のブログを何故かほめられた(?)ので、そんな、わたし相変わらずダメダメですよ、と思って酔っぱらいブログを更新することにしました。ツイッターだとずるずる長くなってしまってうっとうしいかなと思って。

一昨日の日曜日から十日ほど、母は家を留守にする予定です。昨日は仕事が休みで、一日ずっと家にひきこもっていましたが、お酒はのみませんでした。夜十時すぎに弁当用のおかずなど何品か作り置き。

そして昨夜、女子外飲み部(部員2名)仲間の名古屋のsmさんからドイツビールなうのメールがきて大変うらやましかったので、今日は発泡酒でなくビールをのむことに決めてました。厚揚げビール!の一心で仕事を終えてスーパーへ急ぐと、まさかの厚揚げ売り切れにショックを受けつつ、特売品のピーマンと椎茸(どっちもつやつやぴかぴか!)と、練り物の野菜天と、ピーナツなしの柿の種(ラヴ!)など購入し帰宅。焼き網を熱しながらロング缶のビールと柿の種で一杯はじめて、昨夜作った蕪の塩もみと切干大根の生姜醤油あえで箸を休めつつ、冷蔵庫でぐにゃぐにゃにしなびていた大根と生姜をすりおろす。賞味期限がとっくに切れていたしらすを念入りに湯通ししてしらすおろしを作る。焼き立ての野菜天とピーマンがめちゃくちゃうまい!自分用の芋焼酎を切らしていたので母が棚の隅に隠していた黒伊佐錦を横取り。長く家を空ける方が悪いんだもんね、ということで芋ロックのみつつ食べた椎茸の網焼き、これが滅茶苦茶美味しかった。旨味が濃くて肉みたいだった。感動。そして冷蔵庫の野菜ボックスで昨夜発見した銀杏をフライパンで煎ろうと、殻を金づちで割ってみたところ、なんか中身がしなびてるんですけど・・・これいつ買ったの?でもまあいっか(←しょせん酔っぱらい)、ということで塩煎りした銀杏、これが意外に美味しかったです。しなびてカチカチの実に焦げ目がつくとナッツみたいだったし、しなびてない実はもちろん美味!銀杏大好きなんです。まだ半量残っているのでまたやろう。そんな感じですっかり酔っぱらいな夜8時半です。これからウクレレ練習したり本読んだりしたいぞ。

2010年6月19日土曜日

大波小波


ちょっと間があいてしまいました。脳内でいろいろあって大混乱していたのですがだいぶ静まりました。先月末に会ったばかりの友だちが一昨日職場に立ち寄ってくれて休憩時間に話をしたのですが、先日会ってからのことを思い返すと、自分の中で時系列的に直線で全然つながってない感じです。蛇行するわワープするわ、もう大変でした。でも、峠は越えたような気がするので大丈夫です多分。強くしぶとく生きてゆきます。だてにはずれ者長いことやってないです。

先週はミワコちゃんちで一泊レコーディングがあって、正直そんな中で自分がちゃんと演奏できるかどうか不安だったのですが、 結果、なかなかいい演奏ができたのではないかと。 精一杯やりました。演奏に関してはもちろんのこと、それ以外の面でもこんがらがって浮き沈みの激しかったわたしにいちいち付き合ってくれたミワコちゃん、ご迷惑かけました、本当にありがとう。おいしいごはんもいっぱい食べさせてもらったし、いろいろたのしかったね。来月はバッハーンバンド編成でスタジオレコーディング!たのしみだなー。

去年はわたしサポートでやたらとライブに出ていたのですが、今年はまだ2回しか出ていなくて(居酒屋ライブは除く)、この差は一体なんなんだ~という感じなのですが、考えてみると3月から毎月レコーディングに参加してます。3月4月はあまりうまくいかなくてプレッシャーに押しつぶされそうでしたが、こないだミワコちゃんちでふと、わたしごときの演奏をじっくり聴いて録音までしてもらえるなんて、とっても贅沢なことなのではないか!と思い到ってはっとしました。ホームレコーディングなのをいいことに、時間かけて好き放題やらせてもらったし、とってもいい経験をさせてもらいました。宗田さんとミワコちゃんに大感謝です。

来月は一風変わったライブに参加させてもらうことになっているので、また告知しますね。
今日はこれから最近お知り合いになった女の子と合奏デートなのですよ。雨も止んだことだし、楽器いっぱい持ってっちゃおうかな。たのしみ。



そしてフジ熱がおさまりません。

2010年6月1日火曜日

リアルより



















最近フジファブリックをよく聴いています。すり鉢でごりごりすりつぶすかのような勢いで丹念に聴いている自分、ちょっとどうかしてると思うほどです。癖になる音楽。ここ数年インディーズの音楽にばっかり目を向けていて、メジャーっぽいそつのない音はそれだけで耳を閉じる、みたいなところのあった自分を反省してます。でも聴き方としては、昔よりずっと、音楽を作る側に近い視点から聴いてるなとは思います。左右で違うギターが聞こえてきて、山内さんはいかにも反射神経よさげで華のある音だけど、志村さんはごりごりと味のあるめんどくさそうな(人が)音で、でもコードの響きが断然好みだな、とか、このキーボードずるい!こんなん弾けたらどんなにいいだろう!などなど、そんなことばっかり飽きもせずぼけーっと考えてます。たしかに、バランスのよいバンドです。サウンド的に聴きどころはいっぱいあって、でもやっぱり曲の魅力ありきなのかな。苦手なタイプの曲も含めて、ふむふむと聴いてます。そして味のある歌がなんとも絶妙な塩梅です。インディーズの頃の「線香花火」という曲のサビの部分を聴くたびに、「のど自慢」の鐘二つ!って感じだなーとなんとも失礼なことを思うのですが、基本的には技巧を求めて音楽を聴いてるわけじゃないし、歌は特に人となりが反映されやすい気がして、だからこそよいです。

こないだこのブログに貼ったサボテンレコードという曲についてぼんやり考えてたら、マーシーさんの「こんなもんじゃない」という大好きだった曲のことをふと思い出しました。「今夜ボニーとクライドが 僕の部屋でやってくる 冷蔵庫にはビールもあるし 安いチーズも少しはある」という歌い出しで、現実には起こり得ない話のはずなんだけど、マーシーさんのしゃがれ声で歌われると説得力がむちゃくちゃあって。サボテンレコードもそういう曲だと思うし、音楽に限らず、つまりは芸術って本質的にはそういうものなんじゃないかという気がするし、極論を言ってしまえば、そういったものにしか興味ないです。リアルよりリアリティー。別の言い方をすれば、「たましいの現実」というやつです。あ、テニスコーツの「マイカー炎上」や「ボールになりたい」もそうですね。


なんだか偉そうに書いてしまいまいたが、志村キャー!みたいな要素が全くないかと言えばそれも嘘になります・・・すみません。ここの記事で志村さんが好きな曲にユーミンのコバルト・アワーをあげていたので、どんな曲だったっけなと思って荒井由実ベストを聴いてみたら、あまりにもらしくて笑ってしまった。そんな自分は海を見ていた午後が好きです。これも我ながらとってもわかりやすい。

ミワコちゃんのブログと矢野さんのブログにアートツリーの写真がいっぱいのってますよーチェキラ!